サンタモニカカレッジに通っていて感じたことです。あまり社交的でない人でもアメリカに行けば日本に帰りづらくなると思います。比較的、現地の人は明るくとてもフランクに話しかけてくれます。私はその環境が好きでした。前々から思っていたのですが、日本では知らない人に話しかけづらいことや、マイノリティーだと行きにくいので自分を見せても誰も引かない環境が欲しかったのです。それがアメリカでした。
別に私は皆に合わせることが苦手なのではなく、むしろ得意です。しかし、違う部分は秘めています。目立つ部分や違う部分は恥ずかしいという雰囲気をひしひしと感じるからです。人の視線が痛いのです。
これを気にしなくても良いアメリカの地なら、個性を受け入れてくれるというか、それがあなただよと言ってくれているような気がしてとても楽に生きられます。生き苦しくなく、一度行ったら日本の悪いところばかりがますます見えるようになってしまいました。ここはデメリットだなと思います。日本で同じように大学の隣に座った人に話しかけたら、変な人だという鋭い目を向けられることを思い出し、私の心はくだけました。